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ヒールストライク(踵接地)運動
麻痺側を踏み出し、踵からつく練習を行います。通常、麻痺側の足関節は“下垂足”の状態で垂れ下がり、歩く際もそのまま足尖部からぺたんと設置することが多く、踵が使えていません。
しかし踵骨から足をつけ重心を吸収することは効率的に歩行を行う上で重要です。踵から床反力を感じ、しっかり支える感覚をつかむのがこの運動の最大の目的です。この運動は足関節背屈がポイントになるため、ストレッチや立位での背屈練習を十分に行ってから実施することが望ましいです。)
【運動のポイント】
①立位となり非麻痺側の重心を寄せ、非麻痺側でバランスを取ります。
②麻痺側を1歩前に踏み出しますが、この際につま先を可能な限り引き上げ、踵から足を接地させます。
③足が着いたら非麻痺側の膝を少し曲げ、重心を制御し麻痺側の膝関節をしっかり伸ばします。
④そのまま麻痺側に重心を移し、膝が曲がらないよう支えながら非麻痺側を1歩踏み出します。
⑤これを20~30回繰り返すか、10~20m程歩くようにして2~3セット繰り返します。
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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