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膝立ち練習③膝立ち歩き
これは膝立位の状態から重心移動し、そのまま歩きを行う運動です。膝歩きは膝にストレスが強くかかりますので、柔らかい床で行うか、マットを敷いて行ってください。
ヨガマットは多く市販されていますので、少し厚めのマットを敷いて行うと良いでしょう。膝歩きは非常に高度な運動で、これができれば脳卒中後の患者様の中でもかなり上位の機能回復のレベルに位置していると考えられます。
この運動によりバランスや協調性だけではなく、ハムストリングスなどの股関節周囲筋の強化に役立ちます。
【練習のポイント】
①把持物などを利用して床に両膝立位の状態になります。腰が引かれやすいので、腹筋を使って臍部をしっかり前に突き出し、臀筋と脊柱起立筋を使用してお尻を閉めます。この姿勢制御のための前後の筋の協調的収縮は、立位や歩行時などに多く使用するため、非常に練習しがいのある機能です。
②ゆっくりと、テンポよく前方に歩きます。
③マット端まで前進したら、今度は後ろ歩きの練習をします。後ろ歩きは難易度が高く、麻痺側の指や足首が引っ掛かってしまうかもしれません。困難が生じれば、非麻痺側の手でカバーしたり、あるいは一度床に手をついたりして、体制を立て直してください。
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国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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