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質問82:脳卒中は人や人間関係をどのように変化させますか?
専門家からの回答
脳卒中は人や人間関係を変えてしまうことが多いと思われます。家庭内、社会での役割が変化します。
突然、世帯を養う夫が脳卒中を起こした時、妻は夫の世話をすることに加え、家庭内の仕事、社会に出て収入を得ることに対処する必要が出るかもしれません。これらの役割の変化は、精神的健康とその人間関係に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、脳への損傷は人格変化や精神的な問題につながる直接的変化を引き起こす可能性があります。 非常に穏やかであった人が、脳卒中後に感情的に高ぶりやすくなってしまう事があります。笑顔が素敵だった人が、無感情になってしまう可能性もあります。周囲の人は戸惑うでしょう。
介護者は、脳卒中者がトイレに行くのを手伝ったり、パーソナルケアを手助けしなければならないかもしれません。脳卒中者は自分が変化したことや、その変化が愛する人にどのような影響を及ぼしているのかさえ分からないかもしれません。
変化に対処するため、感情をよりよく管理出来るようになるためのスキルを学ぶために、専門家と話すことが必要となります。
執筆監修|金子 唯史 STROKE LAB代表
・国家資格(作業療法士)取得
・順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務
・海外で3年に渡り徒手研修修了
・医学書院「脳卒中の動作分析」など多数執筆
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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