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すべての物事には様々なポジティブな面がありますが,脳卒中の回復においてはどのようなことがあるのでしょうか?ポジティブな要素を把握しておくことは,心・精神への負担を減らすうえでも大切なことと言えます.
新しい何かを知る・見つけること
脳卒中後の回復のイメージは,多くが”もとの生活に戻るようにしていく”というものだと思います.
しかしながら,時折この考え方のみでは何か新しいものを得ようとする考え方を逃してしまうかもしれません.
もしかしたら,何かあなたの回復を後押しするような新しい趣味ができるかもしれないですし,あなた自身について何か新しい発見ができるかもしれません.
脳卒中後遺症からの回復の時期を,「闘う」ととらえるのではなく,何か新しいものを見つける機会としてとらえることもいいかもしれません.
今の自分をもう一度見つめ直す
人は成長する際,自分自身に挑戦していくことが必要となります.時には外に出て、難関に立ち向かう必要があるでしょう
他人との違いなど,自分自身の障害を自覚・認識する機会にしてしまうのではなく,これに対してどう対応していくか?を発見するような精神面をもっておくことが重要です.
脳卒中後遺症の回復という時間を,機能回復ためにも当てながら,現行の自身の状況とどのように向き合うのか?ということも感じておくことが大切です.
これは簡単なことではありません.しかし,それを行っていくことで自分自身の成長にもつながります.
生活していくうえでより良い視点をもつ!
明らかな事実は「あなたは脳卒中から生還した」.あなたは生命の危機という局面に打ち勝ち,これからも生活していくチャンスがあります.
私たちが生きているのは「今」です.今まで以上に充実した生活を送っていくためにはすべてを肯定していき,行動していくことが必要かもしれません.
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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