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質問60:脳卒中リハに疲れてしまわないための心の在り方とは?
専門家からの回答
まず第一に、望みと見込み(予想される状態)の間には重要な違いがあります。
常に望みはあります。常に可能性はあり、それに向かう機会があり、希望を保ちます。しかし、常に理想を追い求めるも結果が追い付かないと疲れてしまいます。
現実的に将来を予想・展望することも重要です。希望だけでなく、現実と向き合い、自身の障害の程度から予想される現実的な未来を見据える事は、長期間立った時の障害レベルをある程度受容する際に非常に役立ちます。
また現実と向き合い、人生において意味のある他の物事はないか考え始めることも価値があります。例えば、仕事に行く事は難しくなったが、その分孫や家族や友人と会話する機会が増える事に喜びを見出したり、時間が出来た分新しく趣味に生きがいを見出す方もいらっしゃいます。
☆リハビリを行う際のワンポイントエッセンス☆
●リハビリにて自宅で自身で行えることを学び、何もしない時間を減らすことで治療時間を最大化しましょう。1日のうちリハビリ以外の時間の方が長いです。
●リハビリは能動的かつ集中的そしてバリエーション豊かであるべきです。そして、その訓練内容は生活や趣味など自身にとって意義のある活動に直接結びついているべきです。
執筆監修|金子 唯史 STROKE LAB代表
・国家資格(作業療法士)取得
・順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務
・海外で3年に渡り徒手研修修了
・医学書院「脳卒中の動作分析」など多数執筆
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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