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パーキンソン病では食事で気をつけることはあるの?
パーキンソン病の方・ご家族様も食事に関してはどうすれば良いか気にかかるでしょう。
パーキンソン病の方に対して推奨される特別な食事療法はありません。
常識が最良のガイドとなるでしょう。
バランスの取れた食事がやはり重要であり、体重を良好な状態で保つようにすべきです。体重増加は体への負荷が増し、体重減少は他の問題を引き起こす可能性があります。体重が著明に減少するようでしたら、医師に相談して下さい。他の問題を示しているかもしれません。
食べるべきものについて厳しい制限はありません。食事では食物繊維の量を増やし、水を5〜6杯飲むと、健康な排便習慣が促進され、便秘を予防するのに役立ちます。
お酒は直接的にパーキンソン病を悪くする事はないと言われております。しかし、飲み過ぎると転倒リスクが高まります。また、アルコールは中枢抑制作用を持っています。
精神安定剤や睡眠薬などを併用すると作用が増強されると言われています。他にも、薬によっては互いに働きかけ作用に影響を与える場合があります。お酒を飲まれる場合は医師に相談しましょう。夜間起きてしまうことがある場合は、夕方以降のアルコール、カフェイン摂取を控えるようにしましょう。
摂食・嚥下機能の問題が生じた場合は、食事形態の調整が必要になる場合があります。医師に相談し、場合によっては評価・検査をしてもらい、指導を受けましょう。
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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