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パーキンソン病の外科的治療を受ける際に質問しておいた方が良い事はありますか?
パーキンソン病の脳神経系に対する手術療法は複雑です。パーキンソン病患者本人とその家族を持つ人々が外科的治療を受けるに当たって、考えるべきことは多くあります。
深く考えずに治療を行った場合に、手術後「こんなはずではなかった」という事も出てしまう可能性もあると思われます。
質問すべきことを下記に挙げていきます。
・まずパーキンソン病の診断は正しいのか?
・外科的治療以外の選択肢を十分に探索したか?
・本人のパーキンソン病の症状に対し本当に有効ですか?
・その治療を受ける事で日常生活のどのような部分が改善されるのか明確な目標はありますか?現実的な期待をされていますか?
・手術の効果はどれくらいの期間続くと思われますか?
・運動機能をサポートするのに十分な効果が期待できますか?
・どのようなタイプの方が、自身の受ける治療法に対し効果的でしたか?そのタイプに自分は該当しますか?
・手術をするに当たって、担当される医師はその手術に対しどの程度の経験を持っていますか?
・メリットとして挙げられる神経学的効果とは別に、手術によって生じる影響はありますか?
・手術によって生じる副作用・後遺症はありますか(軽度~重篤なものまで)?それはどの程度続きますか?
・手術中・後でのリスクは何がありますか?
・投薬内容に変更は生じますか?
・手術にかかる費用はどれくらいですか?保険ではどの程度補えますか?
・手術を行ったことにより、将来的に受けられなくなる検査・治療などはありますか?
安易に外科的治療に踏み切る前に経験豊富な神経科医と相談することをお勧めします。質問に対する良い答えを持ち、満足した中で治療を受けるべきです。
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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