Facebook メルマガ登録にて定期的に最新情報を受け取れます。
質問46:言語療法における集団療法と個別療法のそれぞれのメリットとは?
専門家からの回答
集団でコミュニケーションを取る時は、ソーシャルコミュニケーションスキルを練習しています。御自身の話を理解できる人、またはできない人に言葉を伝える必要があるので、上手く伝わらない場合はさらに補助的に説明を行い、その問題を解決しなくてはならないという機会があります。
さらに、同様の状況に直面している人と一緒にいるという心理的および社会的支えは非常に励まされるものです。試したことのないコミュニケーション戦略を使って失語症を乗り越えようとしている人がいるかもしれません。それは御自身に有益となり得ます。
個別療法は、御自身に合わせられているので、改善したい特定のスキルを練習するための時間となります。最良の状況は、個別療法と集団療法の両方を併用することです。
集団という点で、SNSにグループを構え、失語症の方々とのつながりを持つことも有用です。同じ症状を有する方々に囲まれていることは、御自身が一人ではないことを教えてくれます。
執筆監修|金子 唯史 STROKE LAB代表
・国家資格(作業療法士)取得
・順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務
・海外で3年に渡り徒手研修修了
・医学書院「脳卒中の動作分析」など多数執筆
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
————————————————————
〒113-0033 文京区本郷2-8-1 寿山堂ビル3階
ニューロリハビリ研究所 STROKE LAB
電話番号:03-6887-5263
メールアドレス:t.kaneko@stroke-lab.com
TwitterやYouTubeなどはアイコンをクリック↓↓↓