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座ってばかりの生活に警告!!
立ったり歩いたりせずに長い時間座って過ごすことは健康に悪いと言われています。長時間動かずに座っているとどのような事が起こるのでしょうか?
本記事では、長い時間動かずに座って過ごすことがどのように脳卒中や他の慢性疾患のリスクを高めてしまうのかを学びます。
座位生活と脳卒中の関係に関する研究報告
海外の研究によると1日4時間以上テレビを見る成人(4時間以上座っていることを意味する)は、脳卒中のリスクを2倍にし、死亡リスクが52%高まることが示されています。そのような生活習慣は、脳卒中に深くかかわる肥満・糖尿病および心臓病などのリスクを増加させてしまいます。
なぜ悪い?背景にある科学
長い時間動かずに座って過ごすと、筋肉が不活動になり、脂肪燃焼が減少し、血流がより遅く流れが悪くなります。これらは、脳卒中の危険因子である心臓病や高血圧のリスクを増加させます。脳卒中は脳の動脈が詰まったり破裂したりすることで引き起こされるため、脳卒中を予防するのに心血管系の健康を維持することが大切です。
座ってできる対策とは?
何故、座位生活が健康に悪いのかを知ったので、それを正す方法について話します。オフィスで座って仕事をすることが多い方は、定期的に立って歩いたり、体を動かしてみて下さい。身体が思うように動かない事で仕方なく座って過ごされている方は、座った姿勢で上半身の体操を行ったり、座ってできる下肢運動を行ってみましょう。足元に置けるタイプのエアロバイクも比較的安価であります。是非試してみましょう。
療法士からのコメント
身体能力的に動きたくても転ぶ可能性があり、動けないという方も多いと思います。しかし、座ったままもしくは手すりなど使用して環境次第で出来る事もたくさんあります。療法士に相談して、自分に合った自主練習を立案してもらいましょう。
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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