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2017.02.06 パーキンソン病

パーキンソン病 姿勢3兆候と対策!①姿勢の不安定性 ②歩行障害 ③前かがみ姿勢

 

 

姿勢の不安定

 以前にも述べた姿勢反射は、立ったり歩いたりするときにバランスを保つために必要な多くの反射の医学的説明です。“姿勢反射障害”は、パーキンソン病患者の典型的な反射の機能喪失を指します。通常、歩行障害(歩き方の異常)が最初に出てきます。

 

その後、転倒やバランス低下を感じるようになるかもしれません。パーキンソン病患者の転倒は投薬によっても悪影響を及ぼし、特に後の病気の経過に影響するため、治療することが非常に困難な症状です。パーキンソン病で転倒を繰り返す場合、かなりのリスクとなり日々の活動を著しく妨げる可能性があります。

 

 バランス障害は、方向を変えたときに少し不安定に感じるかもしれません。さらに、パーキンソン病患者は突然、転倒しそうになったり、転倒してしまうことがあります。歩いていて方向転換するときやでこぼこの道を歩いているとき、人混みを歩いているとき、椅子や車に座っているところから立ち上がるとき、園芸のようにしゃがみこんだところから立ち上がるときに転倒する可能性が最も高いです。

 

 これらの転倒は、特にめまいや頭がふらふらしたり、ぼーっとしたりするような感覚といった前兆がなく起こることが多いため注意が必要です。パーキンソン病患者の人たちは保護のために手を出すという警戒心がないので、転倒すると頭部の切り傷や顔の打撲、手首や股関節の骨折などの怪我をする可能性があります。

 

転倒は、運動麻痺やすくみ、血圧低下、失神によっても引き起こされる可能性があります。原因が異なると異なった治療が必要となるため、転倒の原因を区別することが大切です。

歩行障害

 パーキンソン病の他の徴候と同様に、歩行障害は、気づかない間に徐々に出現してきます。最初のうちの歩行は比較的に正常かもしれませんが、時間の経過とともに軽度の変化に気づきはじめます。最初は、腕を自然に揺れることができないか、足をわずかに引きずることがあります。

 

歩行に関連する滑らかな動きは、言い表せないような形で少しずつぎこちなくなっていくでしょう。症状が進行するにつれて、他の人はよりゆっくりと歩くようになり、他の人と同じ速度で歩くことが難しくなります。多くのパーキンソン病患者は、以前は歩く際とても速かったが、今では周囲の中で一番遅いと言います。

 

 歩行の問題が深刻になるにつれて、パーキンソン病患者はすり足歩行となり、足を地面からあまり持ち上げずに短い歩幅で歩きます。この段階では、バランス障害があることが多く、転倒することがあります。特に方向を変えようとしたときに、足元の不安定さを感じるかもしれません。バランスが著しく損なわれた場合、明らかな理由はほとんどなく転倒する可能性があります。

 

 パーキンソン病の進行期には、足が突然床にくっついてしまい、次の一歩を出そうと足を持ち上げることが非常に困難となることがあります。突然こういった動きとなる状態を“すくみ”と呼びます。

 

すくみは、日常生活の中で特に歩きはじめや方向を変えるとき、台所のシンクや浴室のように立っている状態で向きを変えるとき、出入り口のような狭い空間を通り抜けるときなどの歩行に影響することが多いです。すくんでしまいバランスがうまくいかないと、転倒しやすくなります。

 

屈曲(前かがみ)姿勢

 中等度のパーキンソン病患者は、頭部や頸部、体幹を含む特徴的な屈曲姿勢を示し、すべてが前方に傾いており、肘はわずかに曲がっています。 よく知っている家族や友人は、パーキンソン病の人にまっすぐ立つように何度も言い聞かせるかもしれません。

 

そうすることで、若干の改善が見込まれますが、屈曲姿勢は、注意して努力的にまっすぐ立つのをやめたときにはすぐに戻ってしまいます。  パーキンソン病の薬物療法は姿勢をいくらか改善するかもしれませんが、この問題の発症を予防する意味では効果を得られていません。

 

 

 

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