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2017.07.31 脳卒中

手・指の拘縮予防するための自主トレ17:脳卒中・脳梗塞のリハビリ・介護体操

 

 

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指の対立運動

 

 

 

今回も手指や手掌、手首を動かす運動を紹介します。今まで何種類も手首や手指を伸ばす運動を紹介していますが、どれも重要です。理由は2つあり、ある伸ばし方では伸ばせる部分とそうでない部分があり、色んな運動を組み合わせることで全体がしっかり伸ばせます。

 

もう1つは、麻痺側の動きにつなげるには、多様な感覚を入れていくことが必要です。伸ばし方が違えば感覚も違いますし、今後触れていきますが、伸ばすだけでなく、叩いたり、さすったり、握ったり、こすったり…手への多様な感覚入力は脳の活性化につながります。

 

そういった意味で手指部を伸ばす運動はいくつもありますが、時間をかけて挑戦してみてください。毎日行い、100回ほど行えば確実に柔らかくなります。

 

 この運動は2段階あり、1つは指を支えに押し付けることにより、完全に伸びることを目的とします。もう1つは指と指の間をしっかり広げ、側面を伸ばすことです。

 

麻痺側をある位置に止めておくことも本当は難しいですが、失敗は確実に成功の素になります。あきらめず、強く脳で動かすことをイメージし、補助を使ってでも、実際の動きと同期するよう心がけてください。

 

 【運動のポイント】

①非麻痺側の親指をうまく用いて、麻痺側の手指を伸ばし切り、本の上に平らに乗せます。すぐに曲がってしまう指があるかもしれませんが、何回もやり直して構いません。平たく本につけます。

 

②少し浮いてしまう手首を、ここで入念に押し下げます。真っすぐな指はそのまま保つよう努力します。20秒ほど保ちます。もし硬くてすぐに浮いてしまう場合でも、毎日行い100回程行えば、確実に柔らかくなります。

 

③ここで第2関節、もしくは第3関節をよく見て、浮いている場合は再度入念に押し下げます。指~手

首までが完全に平たくつく状態を目指します。毎日、何回も押し下げてください。

 

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