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2017.10.26 パーキンソン病

パーキンソン病の術後の4つの合併症を理解して、予防しよう!!

 

 

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術後の合併症について理解し予防しよう!

 

パーキンソン病の手術を受けるに当たって、いくつかの医学的な合併症を生じやすいです。この問題には、術後せん妄深部静脈血栓症および肺炎等が含まれます。

 

パーキンソン病が主因で直接亡くなる事はありませんが、二次的な問題で生じる転倒や感染など生命を脅かす恐れのあるものが死亡リスクを高めます。医療スタッフは勿論の事、本人・家族がこれらについて理解をしている事で、予防的措置を講じることができます。

 

術後せん妄

手術後には「せん妄」と呼ばれる、錯乱幻覚妄想注意力低下意識レベルの変動等を主とする精神的症状が急に観察される事があります。御家族からすると認知症になったのではないか?と困惑される事でしょう。

 

術後せん妄は通常短期間(一週間程度)で落ち着かれてきます。比較的症状が一定な認知症とは違い、せん妄は症状が1日のうちでも変化します。

 

パーキンソン病の方は通常よりも、この問題に比較的感受性があります。また、高齢の方、元々認知症状を抱えられている方も生じやすいようです。

 

薬剤ではオピオイド・ ベンゾジアゼピン・ ステロイド等がせん妄を引き起こしやすいと言われます。

 

せん妄になった際は、その原因を取り除いていく事が大切です。薬物の調整や強制的な安静臥床もせん妄を促進しますので、出来る限り早く離床を促進する必要があります。その他、身体的な苦痛を取り除いてあげる事や生活リズムを整える事も大切です。

 

術後の悪心

外科的処置、内視鏡検査、意識下鎮静法または全身麻酔後に吐き気を感じることは珍しいことではありません。これらの状況で吐き気及び嘔吐をコントロールするために一般的に使用される医薬品には、ドーパミン拮抗作用を有するプロクロルペラジンおよびメトクロプラミド(プリンペラン)が含まれます。

 

脳のドーパミン活性を遮断または阻害する薬はパーキンソン病を悪化させますので、これらの薬を避けるべきです。パーキンソン病の症状を悪化させず、効果的な薬は、ゾフラン(オンダンセトロン)です。この問題は、医師と相談することが最善です。

 

深部静脈血栓症

深部静脈血栓症は、長期間不動であるときに下肢筋に発生する傾向があります。パーキンソン病の方は、運動機能障害が病気の特徴にあり、手術後に無動が生じると血栓症のリスクが増加することが懸念されます。

 

手術を行う場合は、医師とこの問題について話し合いましょう。リハビリや薬物療法を含む血栓を予防するための措置が用意されるかもしれません。手術前からの深部静脈血栓症を予防するための積極的な計画は、入院されるパーキンソン病の方にとって意味があります。 深部静脈血栓症が生じた場合、血栓が血流に乗り肺に移動することがあり、これは避ける必要があります。

 

肺炎

手術後には肺炎を発症するリスクがあります。しかし、パーキンソン病の方は、肺に異物が侵入することを防ぐ為に大切な深い大きな咳をする(呼吸機能低下)ということが困難である場合があり、肺炎のリスクが比較的高くなります。

術前より、術後管理のために深呼吸の練習等を行う事が賢明です。入院前の受診時に、指導してもらうと良いでしょう。 肺炎を予防するために病院スタッフが取ることができる予防策はたくさんあります。術後の肺炎リスクに関して理解されていないようでしたら、もう一度医師に相談してみましょう。

 

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