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2017.10.20 パーキンソン病

パーキンソン病を治るのか!? iPS細胞を用いた神経細胞移植の研究の現状は?

 

 

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神経細胞移植の現状は?

パーキンソン病の治療アプローチで注目されている領域が、神経細胞移植です。

 

神経細胞移植の歴史は、1980年代にパーキンソン病の人の脳に神経細胞ではなく副腎細胞を移植することに関心が集まり始まりました。

 

現在は京都のiPS細胞研究所によって2017年8月30日には、人間のiPS細胞から作った神経細胞をパーキンソン病のサルに移植しました。その結果、手足の震えなどの症状が軽減したとする成果を示しました。既存の薬物療法や脳深部刺激療法・破壊術などでは症状の改善はできても根治はできませんでした。この研究は根治するという点で、とても大きな一歩だと思います。

 

iPS細胞から作った神経細胞を移植後1年間の経過を観察した所、震えや運動能力の低下などのパーキンソン病の症状が時間の経過と共に軽減したとのことです。移植後のサルは移植前に比べて表情が豊かさや活動的になったことが観察されました。安全面・副作用など含め今後の研究・治験に期待されるところです。

 

 

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