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2017.01.08 パーキンソン病

5年後と10年後はどうなるの?パーキンソン病の症状と経過を理解する

症状・経過に関して

 パーキンソン病の症状や経過を理解しておくことは大切です。個人によって症状経過は大きく異なります。症状に合わせて実施していくべきリハビリ内容も大きく異なります

 

 

 

 

パーキンソン病の症状・経過は?

パーキンソン病は進行性の障害であるため、毎年その徴候および症状がより顕著になることが一般的です。 有効な治療をすれば、しばらくの間は症状を非常に効果的に軽減できることがあり、特に初期は病気が変化していないように見えることがあります。

 

 しかし、治療を受けても時間経過とともに、パーキンソン病患者の多くは問題を抱えてしまいます。医者を含め、ほかの誰もが特定の個人において病気がどんな速さでどのように進行するか正確に予測することはできません。黒質細胞の喪失の程度を評価する信頼できる方法は単に存在しません。

 

どのような細胞の死滅が生じたか、どれくらい早く進行しているかを示すことができる検査結果や一般的に利用可能なイメージング手法はありません。最新のイメージング手法でさえ、疾患の重篤度や進行を予測することはできません。

 

 パーキンソン病は、自立して歩くことができる人が1年以内に突然車椅子状態になる病気ではありません。標準的な患者は、障害が数年にわたって非常にゆっくりと徐々に進行しており、はじめの数カ月から数年は比較的軽度で微妙な変化が起こります。

 

特定の個人でどのように病気が進行するかを予測することはできませんが、医師は患者が気になる病気の経過についての知識を備えています。どのくらいの期間就業を維持できるか?自立した生活ができるか?を知る必要があります。また、金銭的にも仕事をするうえでも、社会生活を送る上で、病気がどのように進行するかを知る必要があります。

 

 病状の進行は、人によって大きく異なります。比較的急速な進行を遂げ、5年以内に重度の身体障害を呈する人もいれば15年以上もこういった障害状態に達しない人もいます。パーキンソン病の病歴は、将来の病気の特性を示す指針となります。

 

言い換えれば、この病気はそれまでの病歴とほぼ同じ速度で進行していきます。これは、パーキンソン病と新たに診断された人にとっては予測が特に困難であることを意味しています。

 

一般に、パーキンソン病が早期に診断され、薬が適切に使用されると、運動症状は実質的には生活の質を損なわないで5〜10年経過する可能性があります。パーキンソン病は、数ヶ月で急速に悪化するような疾患ではありません。

 

 未だ病気の進行を遅くしたり抑止したりすることができる治療法はありませんが、現在の治療法でも症状を効果的に緩和することができます。

 

前述したように、適切に治療された多くの人々は、最初の数年間に症状の進行がほぼ認められません。病気自体の進行を遅らせることはできませんが、症状の軽減はパーキンソン病の障害を遅らせるため、大きなメリットになります。

 

 しかし、時間経過とともに運動障害の程度が増加する傾向にあり、5〜10年の経過で症状は一般的に日常生活を障害し始めます。この時点になると多量の投薬が必要となり、より頻繁に診察や薬剤調整が必要になります。

 

 

 

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