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2017.05.10 パーキンソン病

誤診しない!知っておくべき 大切なルール   パーキンソン病の診断と自費リハビリ 

 

 

 

パーキンソン病の臨床診断

 

 具体的な診断を提供するための診断検査がなければ、医師はパーキンソン病の診断基準を必要とすることがあります。医師は、パーキンソン病患者の特徴的な病歴や検査時に見られる徴候・症状をよく知っています。

 

医師は、その人の症状の病歴や(身体診察から)神経学的所見で典型的なパーキンソン病の症状とどれくらい近いかを判断しなければなりません。医師(神経内科医)の判断によるこの決定を“臨床診断”といいます。

 

 

 神経学的な運動障害の正確な診断は、経験のある医師でさえ、難しいことです。パーキンソン病患者の5人に1人が誤診されています。(5人に1人が誤診されていることをどのように確認しているかというと、長期間のフォローアップや剖検による診断の確定があります)。

 

パーキンソン病とパーキンソン病類縁疾患は経験豊富な医師にとっても診断することは難題であり、医師がパーキンソン病やその類縁疾患に関して経験がない場合、その診断は困難に直面することでしょう。

 

 

 正確な診断に到達する確率は、神経学的な分野の中でも特に運動障害に対して経験を積んだ医者に相談すると確率が向上するでしょう。医師はパーキンソン症状を有する患者とその家族から症状の説明を慎重に聞き、徹底した神経学的検査を行うべきです。その検査では、患者の指や手足の動きを観察し、患者の歩行や方向転換、姿勢の抵抗(患者を押したり引っ張ったりした時、患者が転ばないようにバランスをとること)を観察することがあります。

 

また、医師は異常な動き(例えば、振戦)が見られるかどうか、さらに、患者が椅子から容易に立ち上がれるかどうかを観察します。顔の表情、目の動き、発声も検査します。医者は患者の首や腕、手首、脚を屈曲・伸展させて、異常な筋肉の緊張を検査します。それぞれの力や協調性が評価されます。患者の認知(精神)機能も評価されます。次回の記事でこれらの検査手順を示します。

 

 

 動作の緩慢さや筋強剛、特徴的な歩行の変化の症状を有する人たちは“パーキンソニズム”があると言っていいでしょう。問題は、彼らが純粋なパーキンソン病なのかどうかです。前述のように、パーキンソン病に類似する疾患は、振戦、筋強剛、動作の遅さ(動作緩慢)、姿勢および歩行の問題やバランス問題といった同じ症状や徴候の多くを共有しています。

 

 

 医師ができることは、症状の変化がパーキンソン病に該当する典型的なものであるかどうかを判断するために数ヶ月待って再検査することです。診断の遅れは、患者と医師の両方にいらだち感じさせます。

 

ただ、パーキンソン病は重篤な疾患であり、医師が適切な治療法を選択できるように診断が正確でなければなりません。また、正確な診断によって将来どのように病気が変わるかを知ることができます。

 

 

 特に患者自身や家族、友人の見た様子が重要であり、しばしば正しい診断の“種”を含んでいることでしょう。以前にも述べたように、友人や家族は、患者が障害を感じる前であっても、最初にパーキンソン病の振戦に気付くかもしれません。また、彼らは特徴的なパーキンソン病の姿勢や歩行にも気づきます。

 

さらに、家族はパーキンソン病が正しい診断ではないことを指摘するかもしれません。例えば、家族が「私は彼がパーキンソン病であるとは思えません。彼と同じ病気の人たちを支援してきたのですが、他の人たちと彼はとても違っています。」といったように。

 

 

 

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