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2017.02.11

脳卒中後の新たな治療 血栓溶解療法に代わる分子治療

 

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Reference

Complement peptide C3a stimulates neural plasticity after experimental brain ischaemia Anna Stokowska Alison L. Atkins Javier Morán Tulen Pekny Linda Bulmer Michaela C. Pascoe Scott R. Barnum Rick A. Wetsel Jonas A. Nilsson Mike Dragunow … Show more Brain (2017) 140 (2): 353-369.

 

 

Sahlgrenska Academyの研究では、治療を受けたマウスで麻痺した足が改善されたことが示されました。

 

Sahlgrenska AcademyのNeuroscience and Physiology研究所の准教授であるMarcela Peknaは「神経細胞間の神経芽と神経細胞の接合は、死んだ細胞が学習していた機能を引き継ぐように作られている」と述べています。

 

焦点はC3aペプチドと呼ばれる分子であり、体内で自然に産生され、特定の病状ではさらに増強されます。

 

今回は実験動物に点鼻薬を投与した結果、持続的な回復が認められました。

 

 

脳卒中のマウス28匹のうち、半分がC3aペプチド、半分がプラセボを受け、治療したマウスは良好に回復したそうです。

 

 

 Anna Stokowskaによると「マウスは、脳卒中の後に治療を受けなくても回復する能力はかなり良いのですが、C3aを用いると、より早くより良い治療を終えてから4週間後でさえ、麻痺した足をより高いレベルで使用できた」とのことでした。

 

分析の結果、C3aによる治療が、新しい神経細胞の生成よりも、機能の回復に重要であるシナプス間の結合を促進したそうです。

 

C3aが経口または静脈内投与されると不活性化されるので、研究者は点鼻薬を使用したそうです。 C3aペプチドはまた、産生するのに極めて高価であり、同様の性質を有するより小さく、より安価な分子と置き換える必要があるようです。

 

Marcela Peknaと彼女の研究チームは、将来、この治療が臨床的に人間に適用されることを望んでいます。この研究では、発症後1週間目にC3aが最初に投与され始めたことから、多くの人々を助ける可能性を秘めています。最初の数時間以内に行われなければならない血栓治療(t-PA治療)に比べ、より多数の脳卒中患者を手助けできることを意味します。

 

 

 

編集部コメント

血栓溶解療法の誕生により、これまで重症の後遺症が残ることが予測される患者の後遺症軽減が可能となりました。しかし、発症から3-4時間以内に投与しなければならず、治療できる患者も限定されています。今回の治療が発展することで、治療できる幅が拡がり、更なる機能回復できる人々が増えるかもしれません

 

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